家事代行のスタッフとして働いて、気づけば10年以上たちました。
長いようで短く、短いようで長い年月だったと感じています。
今回は家事代行の仕事はどんな人が向いているのかという記事を書いてみたいと思います。
自分の経験談からいうと、家事代行の仕事は決して家事が得意な人に向いているというわけではないと思っています。
実際、今までたくさんの応募者の面接をしてきましたが、その後採用して長く働き続ける、お客様からも評価の高い、いわゆるできるスタッフに共通していえることは、ただ一つ、「相手の立場にたって物事を考えられる」かどうか、これが得意、もしくは好きという人に向いている仕事だと思っています。
なんだ、そんなことと思うかもしれませんが、この「相手の立場にたって物事を考える」ということは簡単なようで意外と難しいのです。
自分だったら、こうすると思っていても、それが必ずしも相手の望むことではない場合もあります。
だからこそ、どうしたら喜んでもらえるかを常に考え続けながら、お客様に寄り添い続けれる工夫ができる人はその姿勢がお客様にも伝わると思っています。
そして「ありがとう」という言葉にやりがいを感じられる人、そんな人に向いています。
家事のスキルも足らず、決してキレイ好きでもない私が、こんなに長くこの仕事を続けることができたのも、たくさんの「ありがとう」に支えてもらえたからだと思っています。
家事代行の仕事に興味があるけど、自分にはできそうもないと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。