汚部屋の一人暮らしから脱出!”汚部屋”から”お部屋”へ!

一人暮らしだと誰も代わりにやってくれる人がいないので、

買ってきたものは床にそのまま、
食べた食器は流しに山積み、
洋服もまめに洗濯しなくなり、
脱いだままの洗濯物が山積み。


そんなお部屋をよく拝見することがあります。

そういった生活を続けていると、部屋は徐々に無残な形になっていき、次第に足の踏み場もないお部屋になっていきます。

なにかモノを探してもなかなか見つからず、仕方がないので、新しいものを購入してしまう。
すると、なぜか買った数日後にひょんなところから出てきたり・・・と無駄な買い物をしてしまいがち。

そんな経験はないですか?

そして、部屋はさらにモノで溢れかえり、最後には俗に言う”汚部屋”と呼ばれる部屋になっていきます。

目次

汚部屋の何がいけないの?

部屋がモノで溢れかえていて、床が見えない状況。
寝る場所もなく、床に散乱しているモノの上で寝る毎日。

しかし、朝になれば、ちゃんと身なりを整えて、仕事に出かけます。
だからといって、遅刻するわけでもなく、忘れ物をするわけでもなく、誰にも迷惑はかけていません。

何がいけないの?
誰かに迷惑かけてるの?


そうなんです。
なにも悪い事をしていないし、本人はそんなに困っていないんです。
普段と変わりない生活を送り、何の不自由も感じていないのです。

ですので、そんな生活から脱することもなく、ずっと汚部屋のままでいることになります。

でも、本当にこのままでいいのでしょうか?


”汚部屋”から、”お部屋”へ

そんなある日、とても大事な書類が見つからない。
書類のみならず、

通帳が無い!
印鑑も無い!

ない、ない、ない!

こんな事って、ありませんか?

探したくても、部屋はモノで溢れているので、探しようがありません。
今まで部屋が散らかっていて、困ることなんて、なにひとつありませんでしたが、今回だけは非常に困っています。

ど、どうしよう…?

その探し物を”宝の山”から見つけだすには、やはり部屋を片づけるしか手段はありません。
しかし、何をどうしていいのかわからず…そんな時は、慌てずに、手順をひとつずつ踏んでこなしていきましょう。

汚部屋から脱出する手順

1、床にあるものをどうにかする

床はどこ?
と、床がかくれんぼしている状況だと思います。

まず、モノをどかして、床のがある程度見える状態にしましょう。

2、ゴミを捨てる

”いる” or ”いらない”の分別をする前に

まずは、段ボールやチラシ、食材の袋等の明らかにゴミと言えるモノを捨ててください。

3、不用品を捨てる

その存在さえも忘れていたもの。
何年も着ていない服。
なんだこれは!と自分でも見当がつかないモノ。

今まで生活していく上で、困らなかった、ないも同然だったものを捨てましょう。
(ただし、大切な思い出の品は別ですので、取っておいてください)

4、収納する

最初のうちは、全部を整理整頓しようとは思わず、家にすでにある収納家具や収納グッズを使い、収納できる範囲でしまっていきましょう。
場合によっては、段ボールでも構いません。

※ここで注意してほしいこと

しまう場所がないからといって、すぐに新しい収納家具や収納グッズを買わないようにしてください。
しまう場所がないのではなく、モノの量がその部屋で収納できるキャパをオーバーしてしまっているからです。

まずは、モノを選別して、極力減らしていくことが大事です。
その後で、どうしても収納スペースが必要になった時に、初めて、買い足すなり、買い替えるようにしてください。
この順序が逆になってしまうと、片づけは失敗します。

5、休む

一度に一気にやろうとしない。
一気にやろうとすると、身体も疲れますし、心が折れます。
心が折れると、また散らかります。

これは経験上、いろいろなお客様を見てきて、間違いありません。

一旦休むことも、片付けを長続きさせる秘訣です。

おわりに

小さな目標を立てることが、汚部屋に戻らない秘訣です。

「1日〇〇分やる」
「今日は〇〇を片付ける」

こうやって、小さな目標を習慣化することが大切です。
そして、やがて、”汚部屋”から、落ち着く”お部屋”へ変身することができます。

そう、片づけは、手順、考え方を身につければ、誰でもできるようになります。

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