家事代行の面接で気を付けるべきこと、注意点

前回の記事で、どんな人を採用したいか?
一番重要視するのは【人間性】ですよ、という記事を書きましたが、今回はそれ以外の注意点とポイントについて書きたいと思います。

目次

時間を守れる人

時間を守るというのは、社会人として当たり前のことです。
なんだそんなことと思うかもしれませんが、意外にできていない人も多いんです。

ただ単に、遅刻しなければいい、早く着けばよいということではありません。
遅刻しないように余裕をもって家を出るのはよいことですが、決められた時間より大幅に早い時間に訪問するのはマナー違反です。

10時から面接の約束しているのに、9時や9時半に訪問されたらどうでしょうか?
面接をするほうからすると、仕事の中断をされ、急いで面接の準備をしなければならなくなったり、そのせいで1日のスケジュールが変わってしまうこともあるわけです。

特に家事代行の仕事は、お客様のお宅を訪問するスタイルの仕事なので、決められた時間より大幅に早く行くのは、自分勝手な行動とみなされます。

つまり、時間を守るということは、相手の都合も考えられる想像力をもってもらいたいということです。

最低限の身だしなみ

家事代行の仕事は、時間制のパートやアルバイトで募集されていることがほとんどだと思いますが、服装に関して明確な決まりはありません。

ですが、TPOに合わせた服装を選択する必要はあります。

ポイントは、やはり清潔感です。
ボロボロの服装だったり、華美な印象を与えるもの、今から遊びに行くような恰好はNGです。

家事代行は、サービス業なので、特に見た目のイメージが重要視される職業です。
マナーとしてのメイクや髪型にも気を遣ってほしいのです。

このあたりは、どんな仕事であっても同じかもしれませんね。

言葉使いや受け答えについて

以前の記事で人間性が大切という記事を書きましたが、相手の人間性を知るには、まずコミュニケーションをとるところからスタートする必要があります。

人間性に関しては、受け答えの内容よりも言葉使いや態度からわかるものが多いです。
相手の目を見て答えられなかったり、丁寧な言葉を使えないというのは論外です。

うちの会社では、面接時に簡単な質問事項をいくつか文章に書いて答えてもらうようにしているのですが、ここでも見ているポイントがあるんです。

質問に対する回答になっているか?
自分の言葉で答えられるか?
最低限の漢字が使えるか?

文章で記入してもらうのには、理由があります。
家事代行の仕事では、必ずお客様に作業後に提出する作業報告書があります。
文字でコミュニケーションがとれるというのも必要条件になるのです。

明るく元気な人

月並みですが、明るく元気な人は、周りの人から良い印象を持たれます。
笑顔は、人に安心感と親しみを与えますし、元気よく話される方は、動きにもメリハリがあってテキパキを作業をこなしてくれそうなイメージがあります。

逆に、声も小さく、笑顔もなく、暗い印象の人はそれだけでマイナスです。

面接はどこからどこまで?

面接中はざっくばらんに雑談を交えますが、実はこの雑談も重要なポイントです。
人は気を許している時ほど、本音が出やすいものです。

面接で聞かれる内容をあらかじめ想定して、答えを用意しておくことはできるでしょうが、雑談中のとりとめのない話まで答えを用意しておくのは難しいですからね。

また、採用内容に関する問い合わせや募集時に電話で申し込みをする場合もあるかと思いますが、この時の受け答えの様子もチェックさせていただいてます。

電話でのやり取り中の受け答えに”?”となった方は、実際にお会いしても同じイメージです。
電話のやりとりの時点で、採否の半分は決まっていることも多いです。

まとめ

いろいろ書きましたが、面接では条件が重要視されていると思われがちですが、実際は条件と同じくらい、相手の価値観、マナーや常識、人柄も重視しているのです。

この人と一緒に働いてみたいな、話していると会話がどんどん盛り上がる、感じのよさそうな方だな、など何かしらピッと感じるものがある人は積極的に採用したくなります。

この時に感じた第一印象は、そのまま初回の訪問の時にお客様が感じる第一印象に繋がると思って、面接させていただいてます。

これは私自身の独断と偏見も含んでいるかもしれません。
中には、条件が合う人なら誰でも採用しますという会社もあるかもしれませんが、その会社独自の、また面接官自身のここだけは譲れないという、採用のこだわりがあってもいいんじゃないでしょうか。

以上、採用における注意点とポイントをまとめてみました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次