家事代行を利用しようと思いつつも、利用を躊躇してしまったり、利用することに罪悪感を抱いてしまったり、利用していることを他人を隠したいと思っている人がまだまだ多いなと感じます。
なぜ、そんな風に思ってしまうのか?
理由はいくつかあると思います。
・自分でやろうと思えばできることに対して、お金を使うことを贅沢だと感じてしまう
・家事ができない=だらしない人、ダメな人と思われたくない
・プライバシー空間に他人をいれることに対する抵抗感
おそらく、こんな感覚なんだろうと思います。
家事代行を利用することは贅沢なのか?
家事代行を利用することが贅沢かどうかは、その家庭の生活レベルに合っているかどうか次第だと思います
例えば、スマートフォンを持つことが贅沢かについては、年代別にみてもスマートフォンの利用率は8割を超えるという調査結果が出ています。
その結果からみても、スマートフォンは生活に必要なもので、贅沢ではない思う人が大半だと思います。
でも、スマートフォンの利用料って、やっぱりまだまだ高いなって感じるのも事実です。
私は、スマートフォンはおろか、携帯電話がまだ一般に普及する前から携帯電話を持っていたのですが、その時は確かに周りから贅沢だと思われないかどうか、心配していた時代がたしかにありました。
どんなものでも贅沢かどうか決めるのは、その時代の価値観によるところが大きいのかもしれませんね。
家事代行のプランも月に一度のみのものから、毎週依頼するものまで幅広いプランに対応してきているので、使い方次第ではリーズナブルに利用することもできるようになってきています。
特に共働きの世帯で利用することを考えれば、
それは、「贅沢」ではなく、「効率的」だと言えます。
家事ができない=ダメな人ではない
家事が苦手な人は多いと思いますが、これってそんなに恥ずかしいことでしょうか?
苦手のレベルにもよるのかもしれませんが、人は皆、得意、不得意なものがあるのが当たり前です。
私も家事代行の仕事を始める前、家事が得意だと思ったことは一度もありません。
特に掃除なんて、大の苦手でした(笑)
うちの在籍しているスタッフさんでも、全ての家事が得意だという人は少なくて、料理が苦手だったり、アイロンがけが苦手だったりと、それぞれ得意、不得意がある人のほうが多いです。
得意なことは自分でやって、苦手なことは他の人にお願いする。
これも「効率的」ですよね。
プライバシー空間に他人をいれることに対する抵抗感
これは、どちらかというと年配の方に抵抗感がある人が多いというイメージがあります。
また、若い人に多いのですが、”散らかっている部屋を他人に見られたくない”という抵抗感というのもあります。
でも、”家事代行のスタッフはその道のプロ”ですので、たくさんのいろいろな家を見てきています。
汚れていたり、散らかっているのは、もう当たり前だと思っています。
そう考えると、ちっとも恥ずかしいことなんてないですね。
「まとめ」
家事代行の利用を躊躇してしまったり、罪悪感を感じてしまう心理を掘り下げて、まとめてみました。
家事代行を気軽に利用するという時代は、まだ少し時間がかかるのかもしれません。
でも、テレビドラマでも家事代行がテーマのものもあり、「家事代行」という言葉も「なにそ
れ?」と言われていた時代も、もう過去のこととなりました。
そう遠くない未来には、家事代行が当たり前の時代が来るかもしれませんね。